2001年に入り、クリスティーナ・アギレラ、リル・キム、マイアと歌ったミッシー・エリオットのプロデュース映画、『ムーラン・ルージュ』の主題歌「レディ・マーマレード」(パティ・ラベルのカヴァー)が全米シングルチャートで5週連続1位、グラミー賞を獲得。 なおこの曲は2001年のMTVのVIDEO MUSIC AWARDにおいて、VIDEO OF THE YEARとBEST VIDEO FROM A FILMの2部門を受賞した。
Youtube.com : Christina Aguilera, Lil' Kim, Mya, Pink - Lady Marmalade
Iconic performer and vocal powerhouse P!nk's Greatest Hits: So Far!!! is a collection of her hit songs along with two new tracks, including the lead single 'Raise Your Glass' produced by long-time collaborator Max Martin and co-written by P!nk. Since her debut in 2000, P!nk (Alecia Moore) has successfully paved her way on her own terms as a talented singer/songwriter/performer. She raised the bar with her astonishing acrobatic Grammy 2010 performance of her sleeper hit 'Glitter In The Air' and over the past two years, P!nk has extensively performed sold-out performances throughout the UK, rest of Europe, Australia and the U.S, winning over critics and fans. Her previous album catalogue includes Can't Take Me Home (2000), M!ssundaztood (2001), Try This (2003), I'm Not Dead (2006) and Funhouse (2008).
ポップス業界には恩を仇(あだ)で返すなという法則がある。どういう意味かって? MTVの人気番組「TRL」に出演できてうれしいのなら、金を稼がせてくれたサウンドはあまりいじらずにそのままにしておくのが一番だということだ。そんな業界だからこそ、リスナーはピンクをおおいに信頼しなければならない。フィラデルフィア育ちのこの歌姫は、粗削りだが口ずさみやすいポップR&Bのヒット曲「There You Go」や優れたリメイク「Lady Marmalade」で名を挙げたかもしれない。だが、本作では彼女がまとっていた赤紫のフードと同じく、あのサウンドは姿を消している。それに取って代わっているのが、真夜中のブルースと心のこもった歌詞を織りまぜた、さらに強烈なオルタネイティヴ・ロックだ。そのうえ、ときには日記の見出しのように、借り物の言葉ではなくて自分の言葉で思いをぶつけている(「Family Portrait」には「つらそうなママを見るのがつらい」というシンプルな名文句がある)。そして、ピンクの内にあるアラニス的な面を表に出すのを手助けしているのは、激しいロックナンバー「18 Wheeler」をプロデュースしたダラス・オースティンと、ピンクによって一発屋の地位から復活した元フォー・ノン・ブロンドのリンダ・ペリーである。叩きつけるビート(「Get the Party Started」)に素直な告白をとり混ぜ、ピンクの力強いボーカルと誠実な決意によってスリリングになった本作は、聴いておいて損はない。(Amy Linden, From Amazon.com)